太陽光、風力、バイオ、水力・・・
みなさん、こんにちは。
株式会社GMAネクストです。
最近、ガソリンの価格って本当に高くなりましたよね。
高くなったガソリン価格と連動するように、特に寒い地域では必要不可欠な灯油も高騰しているようです。
11/8付の日経新聞電子版「灯油、寒冷地で前年比3~4割高 原油高が家計圧迫」によると、原油高騰の影響を受けて寒冷地での灯油価格が高騰。
11月上旬の価格は、札幌で39%、仙台で37%、長野で34%も高くなっているとのこと。
資源エネルギー庁のまとめ(11/1時点)でも、全国平均の店頭価格が1缶(18リットル)1939円ということで、この価格は前年同月比の35%高になるとのこと。
こんなふうに身近に使うガソリンや灯油が高くなってくると、俄然注目されてくるのが再生可能エネルギー。
代表的なものとしては、GMAネストでもお取扱いしている太陽光に加え、風力、バイオ、水力なんてのがありますが、「実のところこれから先何が普及していくの?」って思いませんか。
今日は、11/1付の日経新聞電子版「風力から太陽光へ 再エネスタートアップ投資に変化」の情報を元に、GMAネクストとして企業が導入しやすい再生可能エネルギーについて考察していきたいと思いますので、お付き合いの程よろしくお願い致します。
再生エネ種類別の特徴
今一番ポピュラーなのは、やはり太陽光発電
再生可能エネルギーとして今や最もポピュラーなのは、やはり太陽光発電。
今や太陽光分野への企業の投資額は、再生エネ全体の大部分を占めるようになっています。
11/1付の日経新聞電子版「風力から太陽光へ 再エネスタートアップ投資に変化」によると、その投資額は2016年に10億ドルだったものが2021年は既に24億ドルになったことが記されています。
確かに大分でも、随所に大型の太陽光発電設備を目にしますし、一般家屋でも屋根に太陽光発電設備を備えた家を多く見かけますよね。
太陽光発電の場合は、建物の屋根や外壁に設置することが出来るので、設置場所に困らないというメリットがあります。
さらには、先日のブログ「太陽光とDXで儲かる農業を始めませんか!」でも触れたように、農業と組み合わせることで農家の安定収入につながるといった点も大きなメリットではないかと思います。
課題としては、その導入コストが現時点ではまだ高いという点。
この件に関しては、今後技術開発が進みコストが下がりつつ発電効率が上がることで解消されていくのではないかと思います。
また、日本をはじめとした石油を輸入する側の国々にとっては、産油国の都合によりその価格が大きく変動することは大きなリスク。
そのリスクを回避するためにも太陽光を普及させ、安定したエネルギー源の確保をしたいとの思惑もあることから、各種補助金などの普及施策を展開していくことが考えられます。
一世を風靡した風力発電
「一世を風靡した」なんて言葉を発すると、「一世風靡セピア」なるグループを思い浮かべてしまうのは昭和生まれ故のサガでしょうか・・・
冗談はさておき、太陽光発電が大きく普及する前の再生エネルギーで一世を風靡したのは風力発電でした。
風力発電は、九州でも山間部やある程度広い土地に複数の大きな発電用風車を設置したところがあり、その姿を見た人も多いのではないでしょうか?
ちなみにGMAネクストがある大分市内にも、その設備は存在します。
そして、風力発電設備を何度か見たことがある方は、発電用風車が回らずに止まっている姿を見かけたこともあるではないかと思います。
風車の動力源は風なので、当然風が吹かなければ風車は回らず発電することが出来ません。
11/1付の日経新聞電子版「風力から太陽光へ 再エネスタートアップ投資に変化」によると、風力発電は地上での風量予測が難しいこともあり、太陽光発電の台頭も影響し、2017年に企業の投資額が13億でピークを境に下降。2021年は、3億6800万ドルに留まっているとのこと。
地上での風量予想が難しいことから、風力発電は洋上へとシフトする動きがあるようですが、そうなってくると洋上では規制も厳しいことから、企業が簡単に導入できる発電設備ではなくなってくるのではないかと思います。
バイオ燃料はこれから・・・?
一時期、トウモロコシから作ったバイオエタノールが話題になり、バイオ燃料を使ったバスなんかも走っていましたが、最近は話題になる機会が減ってきてしまいました。
バイオ燃料は、使用時には二酸化炭素を排出するものの、燃料そのものの生産過程(植物などの育成)で二酸化炭素を吸収することで結果として脱炭素を実現するというエネルギー。
ただ、バイオエタノールの場合は、その原料がトウモロコシだったこともあり食料との競合問題が発生。
トウモロコシの価格が上昇してしまう問題へと発展し下火になったという経緯があります。
ただ、バイオ燃料そのものの研究は地道に進んでいるようで、日本でも微細藻類(ユーグレナ)と使用済み食用油を組み合わせたバイオ燃料の研究が進んでいます。
ガソリンなどの化石燃料に変わるエネルギー源として期待されるバイオ燃料ですが、もう少し普及するためには時間を要すると思われます。
また、太陽光や風力と異なり各企業がバイオ燃料の生産設備を持つことが出来るようなエネルギー源ではないため、現時点ではその開発状況と普及状況を見守っていくだけといった感じのエネルギー源かと思います。
再生可能エネルギーの老舗? 水力発電
日本では、1888年(明治21年)以降から建設が始まった水力発電所。
当初はそんな意識はなかったかもしれませんが、化石燃料を使わない脱炭素を実現する老舗の発電設備です。
ただ、一般に知られている大規模なダムは、建設に多額の費用が必要なうえ、生態系への影響も懸念される設備。
簡単に作ることが出来ない設備のため、再生可能エネルギーとしての認知度も低くなっています。
こうした背景を踏まえ、近年では用水路などに設置可能な「マイクロ水力発電」なども開発され、各地で設置が進んでいます。
ただ水力発電も川などの水力源が必要になることから、どこでも設置できるという設備ではありません。
企業が自身の電力源や売電設備として採用するのは難しい設備です。
おススメなのは やっぱり太陽光発電
石油価格の高騰と脱炭素社会の実現、この二つの観点から益々注目されている再生可能エネルギー。
企業としても社会的責任の追及と、石油価格の上下に会社業績が振り回されないようにするために、可能な限り早く再生可能エネルギーの活用を行っていく必要があります。
今回のコラムでは太陽光発電、風力発電、バイオ燃料、水力発電の4つの再生可能エネルギーについてご紹介してきましたが、その中で今考えられる再生可能エネルギーの本命は、やはり太陽光発電。
その理由は、
- 現有の建物や土地が活用できる
- 発電量が比較的安定している
- 災害時などの非常用電源としても活用できる
- 発電した電力を電気自動車などに活用できる
- 補助金などを活用できる可能性がある
などです。
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