ソーラー発電は農地活用で拡大の可能性あり
みなさん、こんにちは。
株式会社GMAネクストです。
新型コロナウィルス、地球温暖化、政情不安に半導体不足・・・
つい先日まで好調と言われていた企業でさえも、明日の不安を抱えて営業している昨今・・・
でも、そんな先が見通せない世の中でも人が生きている限り絶対に必要とされる産業って、なんだと思いますか?
いろんな意見があるかと思いますが、GMAネクストがどんなに世の中が変わっても絶対に必要とされる産業と考えているのは農業。
人は生きていくためには、何かを食べ続けなければ絶対に生きていくことは出来ません。
だから生きていくために絶対に必要な食べ物を生産する農業は、どんなに世の中が変わっても途絶えることがない産業だと考えているのですが、みなさんはどう思いますか?
今日は人類が存続する限りは絶対に必要不可欠な農業について、すこし考えてみたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
日本の農業における問題
日本における農業人口の減少と高齢化
農業人口の減少と高齢化については、いろんなところで耳にするのと同時に、自分自身の実感としても「なんとなくそんな気がすするなぁ~」という感覚はありました。
ただ、「実際にはどうなんだとろう?」という疑問も感じていたのも事実。
そんなわけでで、ちょっと農林水産省のホームページを覗いて調べてみました。
農林水産省の発表によると、2000年の農業就業人口は約390万人だたのに対して、2010年は約260万人、2019年には約168万人とのこと。
つまり、このデータに基づくと、約20年の間に農業就業人口はなんと60%近くも減っているということになります。
さらに就業者人口の減少よりも深刻なのは、農業従事者の年齢構成。
65歳以上の就業者数を見てみると、2010年が61.6%だったのに対して2019年は70.2%となっており、実に農業就業者の約7割以上を65歳以上が占めているという結果になっています。
「衣食住」の一つ「食」を担う農業ですが、その就業人口は減り続け、しかも高齢化が進んでいるという現実。
「食」を輸入品だけに頼るのは不安と感じる人が多い中で、国内で食料を自給するということはとても難しい状況になっています。
農業人口が減少する理由
農業人口が減少し高齢化している理由は、若い世代が農業という職業を選ばなくなったから。
農業は朝も早く、休みも取れず、しかもの肉体労働。
悪天候でも続こうものなら期待した収穫量も確保できず、結果的に収益は悪化・・・
「キツイ」ということと共に「安定しないから」とう言うイメージが強いのが、農業人口の減少に影響しているのだと思います。
ただ「衣食住」の一つ「食」を担う農業は、人間にとって必要不可欠な産業の一つ。
必要不可欠な産業なのに就業者数が減少し高齢化していると言うことは、裏を返せば新規参入しやすく、うまくやれば高収益を得られる産業という見方も出来ます。
日本農業改革のためのキーワード
就業者数が減少し高齢化していることで新規参入がしやすくなっている農業ですが、だからと言ってこれまでの同じような農業のやり方を継承していっても事業としては成り立ちません。
では、事業として農業を成り立たせるためには何をどのようにすればよいのでしょうか?
ここでは、その点について少しお話しをさせて頂きたいと思います。
農業改革のキーワード1:DXでスマート農業
朝も早く休みも少ないイメージのある農業ですが、デジタルを上手く活用することで負担を大幅に軽減することが出来ます。
デジタル技術の振興により、世の中はDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が飛び交う今日この頃。
農業においても、事業として成立させていくためにはDXを意識した施策を実行していくことが重要になってきます。
農業関係者の中には、「デジタル」という言葉にアレルギー反応を起こす人もいるかもしれませんが、間違いなくデジタル技術をうまく活用することで農作業の負荷は軽減され、農作物や食肉などの生産も安定してきます。
ネットと各種センサーを組み合わて活用することで、畑に行かなくても農作物の状態を確認できるだけでなく、現地に行かずとも自動で水やりや農薬散布などの基本作業を行うことも可能です。
また、各種データを活用することで、無駄を省いた効率の良い農業を営むことが可能となるうえ、収穫量や品質の向上による収益アップを実現できるようになります。
農業改革のキーワード2:ソーラーシェアリングで安定収益源を確保
脱炭素社会の実現に向けて、急速に普及している太陽光発電ですが、今、大きな問題に直面しています。
それは何かというと、太陽光パネルの設置場所です。
これまで敵地とされていた山林は、既に空き地が少なくなっているうえ、防災などの観点からも新たな設置が難しい状況になってきています。
経営に行き詰ったゴルフ場などの活用も既に飽和状態にあり、これ以上のパネル設置は厳しい状況。
そのような状況のなか、あらたな太陽光パネルの設置場所の一つとして期待されているのが農地です。
日本には2019年11月末時点で2840平方キロメートル(東京ドームの約6万個相当)の荒廃農地が存在しており、このような農地の活用策として農業をしながら太陽光発電をおこなう営農発電(ソーラーシェアリング)が登場しています。
太陽光発電を利用した売電で安定収益を確保しつつ農業を営むことで、農家はベースとなる安定収益を確保することが可能となります。
政府も営農発電を後押ししており、2021年には荒廃農地でソーラーシェアリングを実施する場合、従来あった収穫量の8割を確保するという要件を求めない方針を出しています。
いずれにせよ、同じ土地を使い農業による収益と売電による収益を上げることが可能となることで、経営基盤が盤石となり、農業をが成長が見込める事業となります。
太陽光とDXで儲かる農業を始めませんか?
本日は、農業のことについて少しお話しをさせて頂きました。
ここで改めて今回のお話しをまとめさせていただくと、以下のようになります。
- 日本の農業の就業者数は、20年間で60%も減少。就業者の約70%が65歳以上となっている。
- 農業就業者数の減少ならびに高齢化が進んでいるが、「食」が必要不可欠なものと考えると新規参入しやすい産業である。
- 日本農業は、スマート農業とソーラーシェアリングで労働負荷の軽減、高収益経営を実現し成長していくことが出来る。
さまざまな意見があるかとは思いますが、エコカンパニーとしてソーラーシェアリングなどの事業を推進しているGMAネクストしてしては、農業に関心を持ってもらう若手が増えるとともに、実際に農業の担い手となる若手の支援をしていけたらなと考えています。
「農業を始めたい!」「高収益農業を実現したい!」とお考えの法人さま、個人さまがいらっしゃればいつでもお気軽にご相談下さい。
太陽光とDXで儲かる農業を実現したい法人、個人のみまさな まずは、GMAネクストにご相談下さい! |
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